イギリスの映画監督、スティーブン・ダルドリー監督の作品と特徴を簡単にまとめました。
- 不遇な時代、環境に生まれた純真な子ども
- それを見守る慈愛に満ちた大人
- ロマンチストな登場人物たちの愛のかたち
- ストレートな愛を貫くヒューマンドラマ
そんなところが印象的です。
トラッシュ! -この街が輝く日まで-
リオデジャネイロのゴミ山から財布を拾った少年たちが、警察に追われる話
- ゴミ山の中から財布を拾った、ゴミ漁りで生活してる少年(ヒクソン・テヴェス)
- 財布の中身は鶏肉がお腹いっぱい食べられるくらいのお金と、ロッカーの鍵
- 警察に財布のことを聞かれても知らないフリして、仲間とロッカーを探す

原題:「Trash」
監督:スティーブン・ダルドリー
公開:2014年
時間:114分
主な言語:英語
ジャンル:アドベンチャー/スリラー/ドラマ/ミステリー/犯罪
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
9.11で父を亡くした少年が、形見の鍵の謎を解くためニューヨーク中を歩きまわる話
- パパとの調査探検が大好きだった少年(トーマス・ホーン)
- 亡くなったパパ(トム・ハンクス)のクローゼットから、封筒と1本の鍵を見つける
- これはパパとの新たな調査探検だから、ママ(サンドラ・ブロック)には内緒

原題:「Extremely Loud & Incredibly Close」
監督:スティーブン・ダルドリー
公開:2011年
時間:129分
主な言語:英語
ジャンル:アドベンチャー/ドラマ/ミステリー
愛を読むひと
戦後のドイツ、本を朗読してもらうのが好きな女性に恋をした少年の話
- 体調が悪いところを女性に介抱してもらった少年(ダフィット・クロス)
- お礼をしに女性(ケイト・ウィンスレット)の家を訪ねたら、大人の姿にドキドキする
- 戯曲に興味を持った彼女のために、いろんな本を朗読してあげる
■ 第81回アカデミー賞 → 主演女優賞(ケイト・ウィンスレット) 受賞
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原題:「The Reader」
監督:スティーブン・ダルドリー
公開:2008年
時間:124分
主な言語:英語
ジャンル:ドラマ/恋愛
めぐりあう時間たち
小説「ダロウェイ夫人」をめぐる、年代も場所も違う3人の女性の話
- 1923年、1人の女性の1日を書いた「ダロウェイ夫人」の作者(ニコール・キッドマン)
- 1951年、「ダロウェイ夫人」を愛読する主婦(ジュリアン・ムーア)
- 2001年、「ダロウェイ夫人」のような人生を送る編集者(メリル・ストリープ)、3人の女性のそれぞれの時間
■ 第75回アカデミー賞 → 主演女優賞(ニコール・キッドマン) 受賞
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原題:「The Hours」
監督:スティーブン・ダルドリー
公開:2002年
時間:115分
主な言語:英語
ジャンル:ドラマ/恋愛
リトル・ダンサー
荒れた環境の少年が、男くさい炭鉱町で女々しいバレエに夢中になる話
- 父親に言われてボクシング教室に通わされてる少年(ジェイミー・ベル)
- 隣でやってるバレエ教室に何気なく参加してみる
- ボクシングをサボってバレエに夢中になってるところを、父親(ゲイリー・ルイス)に見つかる

原題:「Billy Elliot」
監督:スティーブン・ダルドリー
公開:2000年
時間:111分
主な言語:英語
ジャンル:ドラマ/音楽/恋愛
番外編:ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー
■ スティーブン・ダルドリー監督作品「リトル・ダンサー」のミュージカル舞台化

監督:スティーブン・ダルドリー
公演:2005年